1950年代に、Jimmy
Smithの演奏を聴いてPianoからOrganに転向したと言われるGene Ludwigですが、一般的な評価は高くないようです。このアルバムは、2001年に録音されたもので、Gene
Ludwigも当時65歳くらいのはずですが相当な高齢に見えます。さすがにスピード感のある演奏はありませんが、私はレイドバック(Jazzでは使いませんよね)した演奏は、けっこう好きです。全体的に、オーソドックスな演奏で取り立ててすばらしい点はないのですが、オルガン本来の音をじっくり聴かせてくれる演奏なので思わず唸ってしまいます。でも、ミスタッチもけっこう聞こえてしまうので、興ざめな部分もあり評価は難しいです。
★★★★+☆おまけ |