Gerry Wiggins
1960年の録音なので当然かもしれませんが、シングルトーンがほとんどない全編ブロック・コード奏法です。ビッグバンド的ですが、余計な飾りがなく、とてもシンプルで、今となっては、逆に新鮮な印象さえあります。もともとは、ピアニストで、オルガンジャズに挑戦した1枚ということのようです。ピアノでは、マリリンモンローの「お熱いのがお好き」などの伴奏が有名なようです。古きよき時代のジャズです。 ★★★★