海外のその他のジャンルのプレイヤーのCDです。

Ron Levy

http://www.levtron.com/

アルバムタイトル:B-3 BLUES AND GROOVES
レーベル: BULLSEYE
発売日: 1993
カタログ No.: BB 9532
1. Levtronic Blues
2. Summertime
3. Chillin' Out
4. Gimme a Break
5. Prayin' the Blues, Pt. 1
6. Meter Made
7. Defrostin'
8. Eema's Song
9. Funk Finger
10. Rooseveltin'
11. Prayin' the Blues, Pt. 2
 
  BLUESが基本となっているアルバムですが、ジャンル分けができないくらいかなり盛りだくさんです。Ron Levyは、ボストンを本拠として活動していて、Ronnie EarlやOtis Clayなどとの演奏経験もあり、プロデュサーとしても活動しています。アルバム自体は、ハモンド鳴りっぱなしで、奏法もなかなかゴキゲンです。ジャズ以外のオルガンで久しぶりに中身のあるオルガンを聴いた気がします。オルガンの歪み具合も完璧です。ジャズ以外のハモンドを聴きたい人や、ロックとジャズの中間的なオルガンを聴きたい人にはお勧めです。Albert Collinsが、3曲目と7曲目に参加しています。
★★★★

アルバムタイトル:zim zam zoom
レーベル: BULLSEYE
発売日: 1996
カタログ No.: BB 9570
1. Zim Zam Zoom
2. C.C. Rider
3. Lost Tribes
4. U Rockin' Me
5. Sons of Abraham
6. Silver Cannonball
7. Last Go Round
8. Lonely Avenue

 
  上と同じ、WILD KINGDOMでの演奏です。上のジャケット画像では、見えないのですが、サブタイトルとしてACID BLUES ON B-3と書かれています。そういえばジャケットもなんとなくそんな感じです。このアルバムは、上のB-3 BLUES AND GROOVESから3年後にリリースされていますが、かなり成熟しています。中でも特筆に値するのが、2曲目のC.C. Riderです。約6分の曲ですが、そのほとんど全部がオルガンのアドリブです。しかもそのアドリブがシングルトーンではなく、コードを主体としたものとなっています。そう聞くと、一回聴くと飽きてしまうのではと心配するかもしれませんが、起承転結ができていて奏法も徐々に変化しているので飽きません。この辺が成熟の所以です。
★★★★☆