日本のその他のジャンルのプレイヤーのCDです。

鈴木一浩

http://www6.ocn.ne.jp/~kazuhiro/

アルバムタイトル:Organ Mania
レーベル: KSM
カタログ No.: KSM-001
1. I Wish
2. When A Man Loves A Woman
3. Pin Stripe
4. San Juan Sunset
5. Confirmation
6. Isn't She Lovely -vocal-
7. Isn't She Lovely -inst.-
 
  タイトルは、ORGAN MANIAとなっていてかなりそそられます。曲のジャンルも万人向けというと言葉が悪いですが、クラブ系、ジャズ、バラード、ブラジリアンサウンドなどが収められており、それぞれの曲でオルガンが思いっきり鳴っています。使用しているオルガンが少し変わっていて、ACETONE GT-7が主に使われていますが、YAMAHAのEL900mのオルガンサウンドを使用したソロ(7曲目)まであります。鈴木さんが好きとか気になっているオルガンを使用して、そのオルガンの一番いい音を引き出して演奏しています。敢えてトーンホイールや現代の知的なクローンを使用せずに、愛着のある楽器を使って、こんなにいい音が出るんだよと誇らしげに弾いている姿が、目に浮かぶようです。このへんが、タイトルのオルガンマニアの所以だと私は思っています。
  諸所の事情でクローンしか買えないんだけど・・・と最初からひよってしまう前に聴いて欲しい1枚です。
★★★★+☆(こだわりに対するおまけ)

アルバムタイトル:RHYTHMATIC
レーベル: caducity
カタログ No.: CADUC-702
1. WHAT’S GOING ON
2. DRIVE MY CAR
3. ROBBEN CHAN
4. La Nona Rica
5. WHAT A FOOL BELIEVES
6. SUPER STRUT
7. LAST TANGO IN MEMPHIS
 
  タイトルは、ORGAN MANIA #2 RHYTHMATICというのが正式名称です。
  2作目のアルバムも、数々のクローンとL-112を使い分けて演奏されています。クローンの音もかなり研究されているようで、曲によっては本物よりも曲にあっているオルガンが登場したりと、なかなか良くできていると思います。収められている曲は、どれも分かりやすく、バラード調も多いため、おじさんでも十分楽しめます。最後の曲で聞こえるL-112ですが、和音の美しさは格別で無限の広がりを感じてしまうのは私だけでしょうか? これからは、スピネットを見直さなければなりませんね。(笑)
★★★★☆