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オルガンを個人輸入する際のTips |
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このプロジェクトは、米国からトーンホイールハモンドのM-3を実際に個人輸入してみようというプロジェクトで
したが、ここで得たいくつかの教訓(それほど大げさではない)をご紹介します。 とは言っても、1台輸入しただけなので、すべて正しいのかどうかは保障できません。 もし、輸入してみようという方がいれば、何かの参考になるかな?という程度だと思ってください。 この通りにやって、何か問題があっても私は責任を持ちませんのであしからず。 |
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輸送方法について 一番早くて便利なのは、航空便ですが、値段も高いです。また、業者の近くに国際空港がないと、米国内での輸送だけでけっこう($500以上)かかってしまいます。 航空便の運賃も結局は、業者の住所、自分の住所、輸送業者などによって大きく変わりますが、$2000から$4000くらいでしょう。このほかに、保険料や税関での手数料などかかります。船便の場合には、航空便にくらべ格安ですが、塩にやられてしまったり、時間がかかる(私の場合で、一ヶ月)のが難点です。どちらにしても、CRATEといって オルガンに木枠を組む必要があります。空港や港ではフォークリフトで運ぶので、これをしないと、ばらばらになったオルガンが届くことになるかもしれません。CRATE代は、$200から$600くらいだと思います。 |
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■ 英語力が必要かについて 残念ながら、これは必須項目です。英語ができる友人に手伝ってもらうという手もあるかと思いますが、友人がオルガンについて詳しくないとオルガン用語の英語が分からないと思うのと、翻訳はけっこう負担になります。まして、途中で問題がおきると、友達との仲までおかしくなりかねません。 |
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リスクについて とにかくいろいろなリスクがあります。思いつくままに下記に列挙してみます。
これらは、良心的な業者であっても不可抗力で発生してしまう場合があります。これらの問題について、すべて自分の責任で処理する必要があります。 |
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他の方からのアドバイス 以下は、米国シカゴで長年Hammond Organを販売しているMusicville Inc.のHarvey Olsen氏からのアドバイスです。Musicville Inc.からオルガンが買えるかという質問に対して返ってきた答えです。細かなニュアンスもあるので原文のまま掲載します。
We buy vintage organs and Leslies when we
find them, plus we occasionally get them in trade for new equipment.
However, I firmly believe buyers should evaluate used organs for
themselves before the sale. There are just too many potential problems
with export sales. I can't do a proper follow up if something goes wrong
plus both the buyer and seller are at the mercy of shippers, airlines,
agents, and others involved with the delivery. |
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良い点は何か では、良い点がないのかと言えば、そうではありません。以下に良い点を列挙します。
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Ebayなどの海外オークションについて 一概に問題ありとは言えないようですが、以下のような問題が発生することがあることは周知の事実です。
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一番良いのは Harvey Olsen氏が言っているようにアメリカまで自分が行って、購入してくるのが一番良いと思います。試奏もできますし、現物を見ることもできます。また、業者の人たちとも話すことができますし、本当にその業者が存在していることを確かめられます。B-3、C-3、A-100クラスを日本の業者から購入することを考えれば、ディスカウントのチケットであれば、 十分元がとれると思います。もちろん、米国本土はハワイなどと違って、英語しか通じませんから、英語力は必須です。 ただし、気に入ったオルガンがないと、ただの観光旅行になってしまいます。米国での国内線の飛行運賃は出発の直前だと、国際線の運賃くらいしますので、急遽別の業者も見ることになると、かなりのお金がかかります。事前に自分の欲しいオルガンがあるかを確かめ、最終的な確認のために渡米すると考えたほうが良いでしょう。 米国の業者も、わざわざ日本からオルガンを買いに来たと思えば、歓迎してくれるでしょう。 |
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オルガンの木枠梱包について知りたい人は、こちらをどうぞ。 |
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