|
外観は、こんな感じです。OrlandoのDowntownから、車で15分くらいのところにあります。有名なDisney
Worldからも約1時間で着きます。このビル全体を、Keyboard
Exchange
Internationalが使用しています。常に開いているとは限らないので、事前に予約を取ってから行ったほうが良いでしょう。 |
|
上の写真の入り口を入ったところが、ショールームになっています。ここだけで、10数台のB-3、C-3が置いてありました。数は少ないですが、左に少しだけ見えるチャーチオルガンも置いてあります。小さくて見難いですが、Hammond、Leslieのショップ用のデコレーションも大切に、飾ってありました。なんか、30年前にタイムスリップしたようです。(笑) |
|
ショールームの反対側から入り口側を見たところです。黒いB-3がいくつか見えます。 |
|
彼は、お店に遊びに来ていたゴスペル・オルガニストのE. Dale
Staffordさんで、Orlandoで一番のゴスペルオルガニストだそうです。ゴスペルオルガンを何曲も演奏してくれました。この写真では、ジャズオルガンのように左手が下鍵盤、右手が上鍵盤を弾いていますが、逆になることもあり、自由に演奏しているように見えます。ちなみに、ベースは足鍵盤だけです。ゴスペル・オルガニストは、日本にはいないと思いますが、チャンスがあれば一度聴かれることをお勧めします。いわゆるジャズオルガンとは、ぜんぜん違う奏法ですが、
聴けば感動すると思います。 |
|
ここのショップの特徴は、上にも書いたようにカスタムショップであることです。この部屋は、オルガンやレスリーのキャビネットのメンテナンスの部屋で、伺った時にはレスリーの塗装中でした。
彼は、この店一のGood Looking Guyだそうです。確かにカッコいい。 |
|
上の部屋の反対側です。塗装の終わったオルガンや、ペダル、ベンチなどがたくさん見えます。 |
|
ここは、電気関係のメンテナンスの部屋です。ご覧のようにB-3のメンテナンス中でした。 |
|
ここは、いわゆる倉庫です。15台くらいのA-100、B-3、C-3が置いてありました。在庫は、この写真のように豊富です。 |
|
さて、ここからはカスタムショップとしての製品の説明です。
まず、BlondeのB-3です。そんなのあったのかなぁと思う人もいるでしょう。キャビネット、ベンチは、新しく作ったものです。
また、ペダル用のドローバーは、通常、16フィートと8フィートですが、このオルガンは、16フィートが2本になっています。つまり、
二本目いっぱい引けば、通常の16フィートの音が、1.5倍から2倍の大きさで出ます。ゴスペルオルガニストは、大きな音のペダルベースを好むので、このようにカスタマイズしてあるとのことでした。 |
|
なんと、このオルガンにはMIDI
OUTが付いていました。多列接点は、どうしたのか聞いたところ、多列接点はそのままで、別の接点をMIDI用に追加したそうです。写真の赤いボタンを押すと、MIDI
OUTが働きます。 |
|
これは、B-3のチョップです。ケース自体は、ドイツの物を使用していて、ここで組み上げたそうです。写真では見難いですが、Trek
IIのレスリースイッチが下鍵盤のプリセットの左に付いています。通常の場所だと、どうしてもぶつけて壊してしまうそうです。 |
|
キャビネットのふたを閉めた外観は、こんな感じです。残念ながらペダルはオプションで、そのペダルの音源はTrek
IIのストリングベースになってしまうそうです。 |
|
|