Midwest Music Inc

jホームページ  
住所 3073 Watson Road, St. Louis, MO 63139
訪問 2005年11月
   
    このお店には、ホームページがありません。(正確には、ホームページがありますが、工事中に近い状態です。) インターネットに頼らずに、地元で、長年しっかりとやっているお店の例です。ハモンドを扱い始めたのが37年前だそうで、現在でもビンテージハモンド+レスリー、新品のハモンド+レスリー、デジタルピアノ、ALLENオルガンなどを販売しています。
  St. Louisに行くことになったので、楽器屋さんの情報を調べ、空港の近くの楽器屋で、地元でハモンドオルガンを扱っているお店を教えてもらい、どちらの情報でも 確かにハモンドを扱っているということだったので訪問したショップです。
  ちなみに、このお店は海外に発送したことはないそうです。でも、だからといって日本に売らないわけではないとのことでした。価格的には、MINTのHammond B-3+Leslie 122で$10,000はしないくらいだそうです。ここのお店の特徴は、レスリー単体でも販売してくれるところです。販売前には、レスリーの場合、ベアリングへの注油、ベルトの交換、 アンプ部の傷んだコンデンサの交換などを行うそうです。コンデンサの交換によって、明らかに音は明るくクリアになると言っていました。
Midwest Music Incのまわりは、こんなふうな良い感じの住宅街です。場所的には、St. Louis International AirportとSt. Louisのダウンタウンの中間くらいにあります。
外観はこんな感じです。外から見えるショールームにはハモンドはありません。でも、ちゃんとHammondの看板が出ています。
これが、Hammondを初めとするオルガンのショールームです。正面には、ALLENのシアターオルガンがあります。
当日あったのは、このC-3と
New B-3Pと
店の人と話しているときに、このB-3が運ばれてきました。(笑)
また、写真にはありませんが、XK-3が置いてありました。
黒いM-3です。おそらく後でリペイントしたのだろうと店の人は言っていました。価格は、$800弱でした。
ショールームから事務所を抜けると、倉庫があります。プリアンプなどが置いてあるのが見えます。少しだけ見えるオルガンは、L-100です。
ここは、アンプなどよりももっと小さなパーツ置き場です。ハモンドオイルのパッケージが見えます。
ペダル類も保存されています。
プリアンプ、レスリーアンプなどです。
ここは、更に倉庫の裏にある工房です。これは、D型でメンテ中でした。このお店では、メカ関係と電気関係のメンテナンスができます。
  このお店は、地元でしっかりと商売をしているお店の代表選手として紹介しました。おそらく、米国のある程度の大きさの街には、ハモンドオルガンショップがあるかもしれません。ここは、St. Louisなので音楽は盛んですが、音楽にあまり関係ないWisconsin州のMadisonに行ったときにオルガン屋さんがあるかを訊いたところ、2、3軒あるという話でした。Madisonは、Wisconsinの州都ですが、政治経済の分離が進んでいるので、それほど大きな街ではありません。残念ながら、時間がなくMadisonのオルガン屋さんには行けませんでしたが・・・
  地元のお店は、楽器の回転は、それほど早くはありませんが、逆にレアな楽器を置いていることもあります。米国を訪ねることがあれば、訪ねた街のハモンドショップを訪ねてみるのも楽しいと思います。おそらく、日本から来たことと、ハモンドのファンだと告げれば、購入しなくても歓迎してくれると思います。
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