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この写真は、ハモンドには何の関係もありませんが、Speakeasyのまわりの景色です。
(ガラスの映り込みが映っていますが、気にしないでください。(笑)) 正確に言うと、工房と倉庫の間の景色です。確かに、ここまで見に来る人がいないというのが分かるような気がします。高木庵は、Maryland州のBaltimoreから行きましたが、車で2時間弱かかりました。田園風景の行き先表示もない道をかなり走らなければならないため、日本から
軽い気持ちで見に来るというのは、さすがにお勧めできません。 |
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これが、Speakeasyの工房の建物です。一階部分が工房と倉庫になっています。
工房へは、真ん中の白いドアから入ります。 |
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2階のテラスからの眺めです。敷地は2.3エーカーあると言っていました。おそらく、オルガンショップの中では世界一広い敷地ではないでしょうか? |
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それでは、工房の中に入ってみましょう。Tube Pre-ampの製造をしています。Tube Pre-ampは、Keyboard
Magazineで紹介されたり、何かのShootoutで一位になったりしたことから、かなり売れていると言っていました。ちなみに真空管には、400Vの電圧を与えていて、本物の真空管のサウンドが出ると言っていました。このアンプは、ご覧のようにすべてハンドメイドです。 |
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B-3のCHOPが見えます。その後ろにある黒光りしているレスリーは、147のヘビーデューティ仕様だそうです。オン・ザ・ロードのミュージシャンには嬉しい仕様です。 |
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Rhodesの調整もやっていました。 |
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これは、A-100のCHOPです。Speakeasyのケースではなく、元のA-100のキャビネットを生かしたケースに入っていました。 |
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ここからは、見せてもらった倉庫の写真です。中央には、Clavinet D6がおいてあります。 |
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ここには、M-3、A-100、PR-40、122などが置いてありました。Blonde
M-3もありましたが、高木庵の購入したものよりも、年季が入っていました。 |
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こちらは、キャビネット類も置いてあります。珍しくT型もありました。 |
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米国で一番大きなHammondのサポート会社は、Goff
Professionalだそうですが、ここが提供するオルガンには、すべてSpeakeasyのプリアンプが付いているそうです。このアンプは優れもので、クローンやM-3のようにバランスアウトのないオルガンをつないでも、バランスで出力されるので、クローンに122を付けることができます。買わない?って聞かれましたが、その場で買うのも、なんなので、買わないで帰ってきました。(笑) |
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写真にはありませんが、122のレプリカアンプも扱っています。高木庵がM-3を購入したころと比べて、売上げが相当伸びていて手狭なので、新しい工房を今建てているところだとそうです。ここは、はっきり言って田舎なのですが、ニューヨークやフィラデルフィアから、そんなに遠くないため、エンジニアには困らないと言っていました。エンジニア採用の際の一番の条件は、音楽をやっていることだそうです。実際に工房にいた人たちに聞いてみたところ、オルガン、ギター、ハーモニカという答えが返ってきました。
社長のSteven Hayes氏は、もともとシカゴに住んでいて、Hammondのインストラクタをしていたそうです。 |