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ハーモニック・ドローバーの全景。 全部で38本あります。 |
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上鍵盤と下鍵盤は、9本で1セットです。 |
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特徴 |
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■ 白のドローバーは、オクターブ高い完全協和音です。高いほうのドローバーを引くと音の輝きを増します。 ■ 黒のドローバーは、基音に対して5度、3度という関係の音で、豊かな音色を作るときに使います。 ■ 茶色のドローバーは、基音の1オクターブ低い音と、その音の第3倍音(基音からは5度の音)です。深さと豊かさを音色に加えるときに使います。 ■
ドローバーについている数字は、音色を作るときの目安に使います。これは、次のように使います。例えば、ジャズでよく使われる俗に言う下三本は、88
8000 000のように表し、対応するドローバをどこまで引いた音色かを表します。ロック系でよく使われる音色は、88 8800 000です。88
8888 888は、オーケストラレーションのゴージャスな響きを持ちます。 |
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ちょっと一言 |
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物理的な音には、楽音(Musical Sound)と噪音(Unpitched
Sound)の二種類があります。楽音はバイオリンの音のように基音の上に整数倍の調和倍音を含む音をいい、噪音はドラムのように非整数倍の不調和倍音を含んでいます。楽器は、一般的に楽音を使います。もちろんドラムのような例外もあります。 ■ 例えば、ギターとピアノのように、楽器の音色が異なるということは、基音に対して含まれる倍音の種類や大きさが異なるということです。 ■ ハモンドオルガンでは、この基音や倍音の種類や大きさをドローバーを使って調節して音色を作ります。 ■ ハモンドオルガンは、2億5千3百万通りの音色を作り出せるといわれています。 |
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