Hammond New B-3 私設カタログ

 

Leslieコネクタ

 

特徴

標準でMAINとECHOの二つのレスリーを接続することができます。

MAINとECHOのレスリーの切替は、オプションのMAIN/ECHO切替スイッチで行います。切替は、MAINだけ、ECHOだけ、MAIN+ECHOの三種類です。

レスリーコネクタは、11PINですのでLeslie 122XB、Leslie 122J、Leslie 2101などを接続することができます。

接続するレスリーのパワーアンプの形式(真空管又はソリッドステート)を設定することができます。「Tube」を選んだ場合にはフラットな周波数特性となり、「Solid State」を選んだ場合には中高音を抑えます。なお、このイコライザの効きは弱めですので、クリックノイズを少し抑えるくらいの設定のようです。設定は、インフォメーション・センターで行います。

Leslie 122やLeslie 147を直接接続することはできません。変換用のアダプタが必要です。

11PINのレスリーコネクタには、電源用の端子はありません。Leslieには、別途電源が必要です。

 

ちょっと一言

MAINとECHOの端子からは同じ音が出力されます。MAINは演奏者の近いところにあるレスリーを、ECHOは演奏者から離れたところにあるレスリーを意味し、ハモンドでは昔から使われていました。

A-100シリーズのように、本体にスピーカを内蔵しているオルガンの場合にも、この呼び名を使用します。つまり内蔵スピーカをMAIN、外付けのスピーカをECHOと呼びます。

 
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